ホームステイ(Home stay)
今住んでいる山の山頂の集落(アルマラコット)でお祭りがあるというので、お祭りに参加をする。3日にかけての開催だったのだが、2日目以降は研修のため首都カトマンズに出る必要があり、初日のみの参加。まずは学校でバレーボールの大会が開かれており、バレーボールを観戦しつつ、10年生の子ども達とアルマラコット散策。それぞれのお家を見せてもらいつつ、その日は10年生のロヒトの家にホームステイをさせてもらう事に。
次の日のカトマンズ行きのバスがバスパークから7:30出発。家からだと毎回5:00に出発しているが、アルマラコットは山頂付近にある集落なので家に着くまででも1時間以上かかる。次の日の朝はプジャ(お参り)があるというので4:00にプジャをしても大丈夫かと確認をし、大丈夫との事だったので4:00からのプジャ後、アルマラコットを後にし、家で荷物を回収をしてバスパークに向かうという予定を立てる。朝4:00起きというのは少々ツラいが、ポカラ〜カトマンズ間はバスで約8時間。バスの中で寝れると考えれば、睡眠不足は許容範囲かなとは思う。
ホームステイ先のお家(ロヒト宅)にはとても良くしてもらい、鶏肉からロキシー(ヒエから作った手作りのお酒)とご馳走になる。
そしてお母さんが10年生(16才)の子どもがいるのに年下という驚愕の事実がわかったところで会もお開き。ネパールの田舎はまだまだ早くに結婚する人もいるのでありえる話ではあるが、自分の年齢を実感したひと時だった。
その後、夜の散策に出かける。アルマラコットは道も整備されており、山の上にあるおかげか星との距離も近くに感じられ、ポカラの夜景まで望めるいい集落だった。子ども達も「アルマラコットはすごくいい場所なんだ」と自慢しており、自慢できる地元なのも頷ける。
次の日、4:00にロヒトとアンブリット(10年生)を叩き起こし、マンディール(お祈りの場所)へと向かう。もちろん辺りは真っ暗な上に寒い。プジャ前に足を洗い、頭を濡らし、体を清めてからのお参り。朝早くなのにも関わらず、お一人いらっしゃっており、その人にティカを付けてもらい終了。充実したボランティア生活といい人に出会えますようにと祈っておいた。
帰り道がわからないので途中まで10年生の2人に送ってもらい、帰路につく。暗い山道を駆け抜け、自宅で荷物を回収、バスパークに向かう。なんとかカトマンズ行きのバスにも無事乗れ、バタバタのなかホームステイは終了。もちろんバスではずっと寝て過ごす。
最近、アルマラコットにゲストハウスが完成したようなので、ネパールの田舎生活を楽しみたい人は、旅行ついでにアルマラコットのゲストハウスを利用してみてもいいかも。
巡回始めます
アンナプルナ学校に行くようになって半年。子ども達や先生達との関係も築け、拠点とする事が出来ただろうと思う。
今住んでいる山には、現在行っている学校(GRADE1~10)の他に3校(GRADE1~5)の学校がある。ボランティアの要請としても巡回業務が含まれていたので、ネパールの新年である4月に合わせて、3校の巡回を始めようと考えている。
距離というか高さ的には、
①Sita
②Nirmala
③Annapurna(現在の学校)
④Narayani
現在の学校(Annapurna)よりも上にある学校が2校(Sita,Nirmala)。下にある学校が1校(Narayani)という状況。
現在の学校まで家から徒歩45分ほど。2番目に高いNirmalaは現在の学校から徒歩25分。1番上のSitaに至ってはAnnapurnaから50分ほど。
今まで以上に歩く事になるが、拠点となる学校がある事で安心感を持って新しい学校に赴く事が出来るのは活動をする上で大きなメリットになると考えている。巡回という事で体育を教えようかと考えているが、そこは学校の先生と話をして教科は考えていきたい。
活動の準備として、今日AnnapurnaからNirmalaまで歩いてみたのだが、道を間違えずに行けば約25分。山には車道と歩道があり、歩道はわかりずらいが距離は短い。車道はわかりやすいが距離が長い。
歩くとすれば歩道の方が時間がかからないのだが、いかんせん道がわかりずらい。今日も道行くヤギを連れた人や洗濯中のおばちゃんに道を尋ねながらなんとか到着した次第。が、改めて景色のいい環境であると実感した。
、、、何度か道に迷ったのはご愛嬌。